金【ショートカバーで上昇したが上値は限定的?】

11日の東商金日中取引は、10日のNY金相場が前日の流れを引き継ぎ、量的緩和縮小時期を巡る思惑から、ショートカバーの買戻し主導で大幅上昇した事を受け、手仕舞い買いが先行し、中心限月10月限は前日比37円高の4,173円で始まった。その後は、為替の円高基調とNY金時間外取引が軟調に推移している事から、上げ幅を削る展開となった。

本日の東商金夜間取引は、米経済指標発表が無い中、米連邦準備制度理事会(FRB)などが公表した「ボルカー・ルール」の最終案や、米与野党の予算協議の合意の報を受け、今晩も量的緩和縮小時期を巡る思惑が交錯すると思われる。来週の17日~18日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に財政合意が議会で承認されれば、来年1月か3月と考えられてた緩和縮小時期の可能性が低くなり、今月の縮小開始の公算が高まる可能性がある為、要注意が必要と思われる。上値は限定的か?


夜間取引レンジ 4,093円~4,187円  

池末


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