日中取引時間は、円高進行を背景に手じまい売り先行で始まり、前日比26円安の4037円で寄り付く。その後も、終日軟調な取引展開となり、結局前日比29円安の4035円で終了。
ドル建ての金は、米量的緩和の早期縮小観測が根強く、売り圧力が継続中と思われる。週後半の米雇用統計の発表を控え、様子見姿勢が強まっている。縮小開始時期をめぐり、統計の結果しだいで動意付く可能性があるため、円相場の動向とともに十分な注意が必要である。
夜間取引レンジ 3,987円~4,062円
〈夜間取引時間の経済発表〉
7~9月期ユーロ圏GDP改定値(19:00)
10月ユーロ圏小売売上高(19:00)
11月ADP全米雇用報告(22:15)
10月米貿易収支(22:30)
9・10月米新築住宅販売(5日0:00)
11月ISM非製造業景況指数(5日0:00)
中川