日中取引時間は、NY市場高と円安を背景に手じまい買い先行で始まり、前日比27円高の4120円で寄り付く。その後、NY時間外の軟調な動きや円安進行の一服を受けて伸び悩み、結局前日比19円高の4112円で終了。

ドル建ての金は引き続き米量的緩和の早期縮小観測に上値は抑えられている模様である。今週米国では注目度の高い経済指標の発表が予定されているが、その中でも量的緩和縮小開始のタイミングを占う上で最大のポイントである雇用統計が6日に控えていることから、積極的に上値を試す展開となりにくいと思われる。

本日夜間取引時間は、11月の独製造業景況指数(17.53)、9、10月の米建設支出(3日0:00)、11月のISM製造業景況指数(3日0:00)などが予定されている。円相場の変動に十分な注意が必要である。


夜間取引レンジ 4,076円~4,130円  

中川


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