27日の東商金日中取引は、前日のNY金時間外取引で25日に満期を迎えたオプション絡みの買いで上昇した分を、この日に発表された良好な米経済指標による量的緩和縮小観測の強まりが上昇分を帳消とし、ほぼ横ばいで取引を終えた事に加えて、為替市場で円高・ドル安方向に振れている事から、手仕舞い売りが先行し中心限月10月限は前日比41円安の4,056円で始まった。その後は、NY金時間外取引がプラス圏で堅調に推移している事と為替相場が落ち着きを見せている事から、下げ幅を縮小する展開となり、中心限月10月限は前日比22円安の4,075円で取引を終えた。

本日の東商金夜間取引は、米経済指標に注目が集まる中で、(18:30)英第3四半期GDP・改定値[前期比]・[前年比]、(22:30)米新規失業保険申請件数、米10月耐久財受注[前月比]・[前月比:除輸送用機器]、(23:45)米11月シカゴ購買部協会景気指数、(23:55)米11月ミシガン大消費者信頼感指数・確定値の指標発表に注目する。本日も感謝祭による休日を前に、ポジション調整の動きが中心の取引と思われる。良好な米経済指標で景気が改善している可能性が示唆されている事から、金は引き続き圧迫されている状況。アジアの現物需要や株式市場の調整局面入りなど、何かきっかけが欲しいところである。


夜間取引レンジ 4,033円~4,113円  

池末


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