ナスダック、4000台で終了=ダウは最高値更新―米株式市場
26日のニューヨーク株式相場は、堅調な米住宅関連指標を受けて景気回復への期待が高まり、上昇した。ハイテク株中心のナスダック総合指数は前日終値比23.18ポイント高の4017.75と、終値ベースで約13年ぶりに4000の大台に乗せて終了。優良株で構成するダウ工業株30種平均は同0.26ドル高の1万6072.80ドルと、4営業日連続で史上最高値を更新して終わった。
米ナスダック終値で13年ぶり4000台乗せ、ダウ・S&P横ばい
26日の米国株式市場は、ナスダック総合指数<.IXIC>が2000年以来13年ぶりに終値で4000の大台を突破した。一方、ダウ工業株30種<.DJI>とS&P総合500種<.SPX>はほぼ変わらずで引けた。
ダウ工業株30種<.DJI>は0.26ドル(0.00%)高の1万6072.80ドル。
ナスダック総合指数<.IXIC>は23.18ポイント(0.58%)高の4017.75。
S&P総合500種<.SPX>は0.27ポイント(0.01%)高の1802.75。
高級宝飾品のティファニーは8.7%高。第3・四半期決算の売上高が市場予想を上回ったのに加え、通年の利益見通しを上方修正した。
紳士服専門店のジョス・エー・バンク・クロージャーは11.2%の大幅高。同社に対して同業のメンズ・ウエアハウスが1株当たり55ドルでの買収を提案した。メンズ・ウエアハウスも7.5%上昇した。
10月の住宅着工許可件数は約5年半ぶりの高水準に増加し、市場予想を上回った。また9月のS&P/ケース・シラー住宅価格指数も大きく上昇し、住宅市場の回復が住宅ローン金利の上昇によって停止してはいないことを示した。
これを受けてPHLX住宅株指数は上昇。住宅建設のライランド・グループが5.6%値上がりして同指数の伸びをけん引した。
コンファレンス・ボード(CB)が発表した11月の消費者信頼感指数は、将来的な雇用や所得に関する懸念が高まったことで、予想外に低下した。
メディア・娯楽のウォルト・ディズニーは2.1%上昇し、ダウ工業株30種を下支えした。
(カッコ内は前営業日比)
ダウ工業株30種(ドル)<.DJI> 終値(非公式)16072.80(+0.26)
前営業日終値 16072.54(+7.77)
ナスダック総合<.IXIC> 終値(非公式)4017.75(+23.18)
前営業日終値 3994.57(+2.92)
S&P総合500種<.SPX> 終値(非公式)1802.75(+0.27)
前営業日終値 1802.48(‐2.28)
NYダウ、最高値更新…1万6072ドル
ナスダック総合<.IXIC> 終値(非公式)4017.75(+23.18)
前営業日終値 3994.57(+2.92)
S&P総合500種<.SPX> 終値(非公式)1802.75(+0.27)
前営業日終値 1802.48(‐2.28)
NYダウ、最高値更新…1万6072ドル
26日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)は、前日終値比0・26ドル高の1万6072・80ドルと最高値を更新して取引を終えた。 ナスダック店頭市場の総合指数は、23・18ポイント高の4017・75と、終値としては2000年9月7日以来、約13年3か月ぶりに4000の大台で取引を終えた。