負け犬の、負け犬による、負け犬のための相場展望144

今年もあとひと月となったが、先週は、相場が、大きく動き、円は、100円を突破し、現在は、101.20となり、株は、日経平均15400まで上昇した。しかしながら、日経平均は上昇してはいるが、個別銘柄では、あまり上昇している感覚がない。特に、小型株はそれほど上昇していない。おそらく、先物の上昇に合わせて、個別銘柄に買い込んでいるためだろう。225銘柄を見ていると、かなり割高なものもあるので、空売りを入れてみようかと考えているところである。
ユーロは、利下げで、いったん、1.3200まで、下落したが、現在では、1.3500に値を戻している。ユーロの利下げは、ユーロが、1.3800まで上昇したためだろう。しかしながら、現状を見れば、あまり意味がなかったのかもしれない。FRBの金融政策の転換が、早まりそうなどと、噂が流れているが(今年中)、ユーロが下落することなく、上昇してしまっているところが、不思議な感じがする。
今週は、重要指標にらみでの相場の動きになりそうである。そうであれば、11月26日と27日にアメリカの指標が固まっている。特に、27日に、失業率があり、FRBの金融政策と絡んでいるので、動きそうである。
最近の、相場の激しい動きは、出来高が細っているためかとも思っていたが、そうではないようである。一応、割安銘柄に、買いを入れておいた。

<為替相場>

ドル円    99.20102.20



ユーロ円   134.20138.20



ユーロドル  1.34201.3620



ユーロドルの動きが難しいところである。FRBの政策による相場の動きとなると思っているが、おそらく、あと付の理由となるだけだろう。新FRB議長は、緩和派であるとか、FRBの政策転換は、失業率の好転で、早まるのではないとか、相場が動いてからの、犯人探しで騒がれるのだろう。


<株式相場>

日経平均  1490015850



16000を越すのか、越さないのか。15000は馬でも越すが、越すに越されぬ16000というところであるか。年内に、16000を越してくるのであろうか。



割安銘柄に買いを入れているが、短期であるならば、225銘柄を狙うべきではないかと考えているところである。



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