昨日の米国株式相場は続伸した(DJIA +54.59 @15,876.22, NASDAQ +7.16
@3,972.74)。ドル円為替レートが100円台の円安方向へ進み、本日の日本株全般も続伸した。新FRB議長となるイエレン氏の公聴会発言から金融緩和期待が継続したことだけでなく、雇用統計も事前予想以上に良い数字が出てきた。さらに、日本では制度信用期日の6か月がほぼ経過したことなどが昨日以来の大幅な株高の背景として挙げられる。東証1部では、上昇銘柄数が1,375に対して、下落銘柄数は294となった。騰落レシオは123.52%。東証1部の売買代金は2兆8833億円へ増加した。
TOPIXも日経平均もギャップアップして始まりさらに上げて陽線で終えた。力強いチャートとなった。ただ、短期間でやや上がるペースが速すぎるので、上昇トレンドが継続数るには適度な調整が必要だ。昨日現在の日経平均ベースの予想EPSが943円なので割引率5.06%で計算すると成長率ゼロでも理論値は16,839円となる。
TOPIX
+20 @1,239
日経平均 +290円
@15,166円
33業種中32業種が上げた。上昇率トップ5は、証券(1位)、保険(2位)、倉庫(3位)、その他金融(4位)、海運(5位)となった。これだけ相場が活況化してくれば証券が1位となるのは当然だろう。