そら豆の株予報さんのブログ
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悪意なき誤情報には要注意
日経電子版の夕方の記事に
「株式相場を強気転換させた1000億円の買い注文」
というタイトルで、今週の火曜日から買い仕掛けている
マクロ系ヘッジファンドのことが紹介されている。
遅い!もう火曜日から2日以上経っているし、
初動から500円以上上昇している。
市場はすでに短期的な過熱感を帯びているのに。
やはり投資は情報戦。
早くに正しい情報を掴んだ者がより多く勝つ。
しかしながらネット上には誤情報が溢れてる。
Yahooの掲示板なんか見てても、
「大口が」「機関が」とかいう言葉が飛び交っている。
まあ悪意はないんだろうけれど、適当に言ってるよねソレ。
Yahoo掲示板でもここでも言えることだけど、
本当は良く分かっていないのに、
自分は分かっているつもりでいる人が実に多い。
そんな人が発する誤情報を掴まないようにしないといけない。
で、さっきの電子版の記事の最後に
とある証券会社の幹部(幹部よ幹部)のこんな言葉が載っていた。
「日経平均が今日すんなり1万5000円を超えていたら
私もすこしは安心できたんですけどね」。
えええーー、そうかなぁ。全くそうは思わないんだけど。
NT倍率(NT倍率=日経平均÷TOPIX)が
5月28日以来の水準まで急上昇していることに
記者は不安を感じているらしい。
5月のあの暴落の時も先物主導で現物がついてきていなかったから。
それなら尚更今日1万5000円を超えなくて良かったよ。
今日も先物主導で上げているんだから、ますます拡大してたよ。
需給悪化が懸念されている中での急反発なんだから、
現物がついていけなくて当然。
今からついていくために上昇スピードはゆっくりがいい。
早すぎると5月を思い出して逆効果。
日経でもこのレベル(情報の遅さと質の問題)。
なんでこのタイミングでヘッジファンドが仕掛けて来たかは
証券会社の皆さんも明確な理由が思い当たらず、
機が熟していたんということでしょうかねぇと。
はい、私もその意見には賛成です(笑)
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おはようございます
とても参考になります。
胸の中につかえていたものが取れたように感じました。
本日もよろしくお願いいたします。