さきに書いた日記の
今日の公聴会でイエレンが鷹になるかもという箇所に
質問があったので、ここに書きます。
昨夜発表されたイエレン氏の声明文では、
金融緩和継続の色合いが強いハト派的な内容だった。
市場はそれに反応してドル売りになって一気に円高。
しかしながら今夜開かれる公聴会で
イエレン氏から鷹派なコメントが出てくる可能性がある。
それは、今日あるのが「公聴会」という場だからこそ。
金融緩和に反対をしている共和党議員からの質問に
イエレン氏がどう答えるかだが、
鷹派的なコメントも出てくると私は思っている。
自分たちがとってきた量的緩和を
否定するようなコメントはまずないと思われる。
低金利政策によりアメリカの経済・雇用は力強さをまし
順調に回復していると言わざるを得ない。
(実際に景気は回復しているし)。
順調に回復しているのなら、そろそろ金融緩和もやめるべきだよね、
という共和党の質問も容易に想像できる。
それに1月の緩和縮小の可能性を
FRBとしても完全に否定することはできない。
なので、鷹派的なコメントも聞かれる可能性が十分にある。
公聴会での自分のコメントの一語一句に
市場が注目しているのを十分に知っているので、
万一、鷹派的なコメントをしたとしても
基本的に景気回復が確認できない限りは金融緩和だからね、
と市場の混乱を避けるため、安心させるための
事前の声明文公表ではなかったのかと私は勝手に想像している。