金【ハトか タカか】

[日本ユニコムコールセンターsupportコース取引さん]

14日の東商金日中取引は、13日のＮＹ金相場は手仕舞い売りに5営業日続落したものの、米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）が事前公表した証言テキストで、イエレンＦＲＢ副議長が金融緩和策継続の必要性を認識している事が明らかになった。これを受け、その後のＮＹ金時間外取引が大幅反発した事を背景に買い物が膨らみ、中心限月10月限は前日比26円高の4,107円で始まった。その後は、本日のイエレンＦＲＢ副議長の次期議長承認に関する公聴会を控えて、思惑が交錯し揉み合いとなった。

本日の東商金夜間取引は、(18：00）ユーロ圏ＥＣＢ月例報告、(18：30）英10月小売売上高指数［前月比］［前年比］,(19：00）ユーロ圏第3四半期ＧＤＰ・速報値［前期比］［前年比］，（22：30）米9月貿易収支、米新規失業保険申請件数の経済指標発表に注目すると共に、マーケットが最も注目している（日本時間15日午前0時）イエレンＦＲＢ副議長の次期議長承認に関する公聴会が注目となる。

証言テキストでは、量的緩和策を永久に続ける事は無いが、当面はデータを見ながら慎重に運営し、緩和策継続の内容と受けとめられたが、実際の公聴会で、バランスシートの拡大やインフレへの対応について、質問が及んだ場合に、ハト派と言われるイエレン副議長がどの様な対応・発言するのか注目となる（タカ派的一面を見せるのか？）。


夜間取引レンジ　4,073円～4,155円　 

池末

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