ツイッターの危うさ

先週木曜日にNYに上場したツイッター。
公募価格26ドルに対し、初値は45ドル。

一見大成功に終わったIPOに見えるが、
実はこの45ドルという価格を正当化するには
グーグル並みの収益力が必要なんだとか。
グーグルの営業利益率は38%(今年)。
それに対しツイッターは・・・今年は赤字。来年も赤字。
なんと2015年まで営業利益を上げられない見込み。

2017年に営業利益9億4300万ドルを予想しているが、
予想どおりになったとしても営業利益率は17%。
4年後に会社予想の通りの利益を上げたとしても、
現在の株価の半値ほどが妥当な価格になり、
今の株価がかなり割高でリスキーだという事が分かる。

発行株数の13%しか市場に供給されていないことも、
株価押し上げに一役も二役も買っているようだ。
そんなこんなの裏事情(裏ではないけれど)なので、
一旦下がりだしたら、簡単には止まらなさそうな危うさがある。
万一、公募価格割れなんてことになると、
各方面に大きな影響を及ぼしそうだ。
2件のコメントがあります
1~2件 / 全2件
島次郎さん、おはようございます。
ずいぶんとお褒め頂きありがとうございます。
かなり照れくさいですが(^^;
 できるだけ感覚的なものにならないよう、
裏づけのある情報をと思って書いています。
いつまで続くか分かりませんが、よろしくお願いします。
島次郎さん

いつもそら豆の株予報さん の日記を拝見させて頂いている者ですが、「みんかぶ」の中で、一番鋭い日記だと思います。情報分析、銘柄選択、投資判断

物凄いですね。よほど努力されたんですね。これからもよろしくお願いします。

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