ダウの大幅下落に釣られて、金曜日に、日経平均が140円下落。11月7日に、ECBはユーロ圏の金利を、0.25下げたことにより、ユーロが高値圏から下落した。ダウの下落は、ツイッターの上場のためとも、欧州株に釣られたためとも言われているようである。年末なので、意味不明な動きが出ているのかもしれない。おそらく、利食いが出ているというところか。ECBの利下げののち、円も急激に動き、対ドルで、98円を割り込んだが、その後、急激に値を戻し、週末の終値で、99円まで、値を戻した。
月曜の朝は、日本株は、高値から寄り付きそうである。しかしながら、円が高値に戻っているが、このまま、100円越えするのかどうかが問題というところか。また、円が、安値に動いても、利食いが出るかもしれず、円安の株安になるかもしれない。アベノミクスもその効果が疑われ始めているらしく、売られる理由になるかもしれない。
利食いの理由は、どこにでも転がっているというところか。
ECBの利下げにより、ユーロが、下落トレンドを描くようになるか、それとも、しばらく、行ったり来たりした後に、再び、1.3500を上抜けてくるかどうかが見ものであるが、ドルの引き締めの時期に注目されているので、ユーロは弱くなるのが当然であるが、さて、1.3500か下落トレンドを描くか、難しいところである。
日経平均は、年末年始の買いがどこから始まるかというところである。安いところは、拾っていきたいと考えている今日この頃である。
<為替相場>
ドル円 97.20~100.20
ユーロ円 130.20~133.20
ユーロドル 1.3250~1.3620
円が急激に安値に反転しているが、これは、おそらく、来週の日銀の金融会合が原因であると考えている。年末の最後のあがき相場に突入するので、材料に過剰反応する相場に突入しているので、あまり手を出したくないところである。
<株式相場>
日経平均 13800~14550
ありがたいことに、日特塗料が、上昇してくれている状態である。割安銘柄に買いを入れているところであるが、さて、そろそろ、一旦利食いを入れていきたいところでもあり、年末年始の恒例の上昇相場に乗りたくもあるが、中国のバブルが弾けるのも怖くもあり、難しいところである。