特に米国のS&P500やNYダウは好調ですが、
日本だけでなく、オセアニアやアジア市場も低迷しています。
明らかに、欧米以外の市場で、米ドルの巻き戻し(回収)が行われているようです。
このことは、日本投資家と同様の通年行われる機関投資家やヘッジファンドの利益確定現象でしょうか。
たぶん、これから1~2週間程度続くものと思われます。
ここが本年最後の底値相場になりそうです。
この低迷相場が、次のリスクを呼ぶ嵐の前の静けさと見る投資家もいるようですが、
見当違いだと思います。
理由は、貴金属も石油も緩やかに下落している点と、VIX(恐怖指数)もずっと下落している点です。
欧米の投資状況は悪くなく緩やかな上昇傾向でなので、
売りが一巡したら次は上昇局面に入りそうですから、しばらくの我慢ですね。
又、底値拾いの市場ですね。
世界経済ニュース
CBIは3日、 イギリスの経済について「景気回復はゆっくりではあるが、より一段と強固になっている」とし、2013年の同国の経済成長率見通しを1.2%(8月時点見通し)から1.4%に上方修正した。2014年の成長率も2.3%から2.4%とし、2015年は2.6%とした。
また、同国の失業率については生産性の回復とともにゆっくりと改善されていくとし、2013年の7.7%から2014年で7.5%、2015年で7.3%と予測した。
CBIは報告の中で「企業における設備投資の増加や輸出貿易の伸びが成長の後押しとなり、2015年以降においても経済は着実な成長経路を辿るだろう」としている。