今日はタイトルにもあるようにみずほの暴力団融資問題について書いてみます。まぁとにかく処分自体は考えられないぐらい大甘ですよね( ´゚д゚)(゚д゚` )ネー
『暴力団融資で54人を処分!』なんて見出しが新聞でもWEBでもデカデカと踊っていましたが、中身を見ると「え?(´・ω`・)エッ?」っていうぐらいアマアマ処分です。
例えば、辞任必至と言われていた佐藤現頭取は報酬を半年間ゼロにするだけ。また、塚本現会長もみずほ銀行の会長は辞任するものの、みずほFG会長はそのまま続投。さらに問題を放置し続けた張本人ともいえる西堀元頭取も報酬の自主返納、しかも在任時の月額報酬の5割・3ヵ月分の返納を要請。その他役員については、報酬の4割減を最大6ヵ月とのこと。
これが社内処分案としてみずほ銀行が発表した内容ですが、佐藤頭取は「(社内処分案について)全体として妥当性図られている( ー`дー´)キリッ」と説明していますが、それを自分で言うかって突っ込みたくなります(*´-ω-)σォィォィコノコノ
また、第三者委員会の任意調査も大甘で、「当事者は、記憶がないと答えている」、「認識不足」、「引継ぎに問題があった」、「意思疎通が不十分だった」、「初歩的なミス」などなど、どこかで聞いたようなフレーズが・・・阪急阪神ホテルズの食品偽装レベルの回答では・・・( ゚д゚)ハッ!
あまりにお粗末な内容といった感じの調査で、結論では隠蔽の意図などは認められず、癒着もなかったとのことですが、こんなんで済まされて良いのかという疑問を抱かずにはいられないここまでの流れとなっています。
そもそもこの問題は、「経営陣には報告が無かった」として完全にすっ呆けモードで担当役員をトカゲの尻尾切りする気マンマンだったのが、どうやら逃げ切れそうにないということで、慌てて「知りうる立場にあった」とかわけのわからないことを言い出したという経緯もありますからね。
そんな経営陣が誰一人辞めることなく、現行体制を維持し続けるというみずほのブラックさ・・・ヤバ過ぎます!辞める事が責任を取ることの第一条件であるとは思いませんが、現行を維持するというのもちょっと腑に落ちないというかなんというか・・・疑問だらけです。
でもどうやら金融庁もこのみずほの処分案を受け入れる方向とのことで、実は暴力団+銀行+金融庁って、とっても仲良しトリオなんじゃないかと・・・。銀行内部の黒さは半沢直樹レベルなのですが、現実には黒崎検査官はいないんですね(´;ω;`) いたらきっと厳しい処分を下してくれているはずなのですが、いないことが残念でなりません。
というわけで、今日のスペシャルメニューは「暴力団の手ごねみずほ銀行に金融庁のソース添えて…」でした。実に世の中腐りきっている感じですが、そうしないためにもこの問題は風化させてはいけないのかなと思い、記事にしてみました(;´д`)=3トホホ…
そしてここからはいつものように今日のドル・円相場についてですが、東京市場は、1ドル=97.50~97.70円台での推移となりました。早朝にドルを買い戻す動きがあるなど、全体的にはやや堅調な推移となりましたが、上値も重く伸び悩む展開で、日経平均が+300円以上となったのにも関わらず、反応は薄めでした。