記事によると、掲げられた目標数字の達成が厳しいとき、部下に「とにかく頑張ろう！」と繰り返すだけで具体的指針を示さないリーダー。これだけで部下は成果を出すことができるのか…。本書はサイバーエージェントのインターネット広告代理事業の営業局長として西日本エリアの現場を牽引（けんいん）した著者が「チームをマネジメントするリーダーとしてあるべき姿」を熱く語った一冊です。
著者はマネジャーとして社内で他を寄せつけない成績を収め続けるチームを構築し、自身もシェアを大きく拡大した実績を持っています。部下たちは口々にこう言います。「近田氏は部下の心に火をつける術を熟知している」と…。事実、彼が率いるチームの士気の高さと雰囲気の良さは、他チームから見ても異様なほどだったそうです。
取材を始めた当初は、社長の藤田晋氏が「近田の熱さは社内でもぶっ飛んでいる！」と言わしめるほどで、きっと明るいキャラクターを前面に押し出し、メンバーを束ねているのだろうと想像していました。ところが、その想像は良い意味で裏切られたのです。実際は、部下との面談に多くの時間を割き、彼らが自発的に仕事に取り組みたくなるような、つまり「部下の心に火をつける」ための綿密な仕掛けを巧みに行っていたのです。
目標数字を前に、いかに部下たちの士気を高めればよいのかが分からないと頭を抱えるリーダーは、ぜひ、本書を手に取ってください。その難問の答えを導き出すことができるはずですとのことです。
内容紹介
「チームの士気が上がらない」「チームに一体感がなく、バラバラ」そんな悩みを抱えるリーダーは多いのではないでしょうか?
本書では、サイバーエージェントがインターネット広告市場で急成長を遂げた時期に、営業マネジャー、西日本エリアの営業局長として現場の最前線に立っていた著者が、チームの「士気」を極限にまで高め、市場で圧倒的ナンバーワンの成果を生み出すチームのつくり方を解説します。著者は、サイバーエージェントの社長の藤田晋氏に「近田の熱さは、サイバーエージェントの中でもぶっ飛んでいる! 」とまで言われるほどの熱血リーダーです。
しかし、リーダーが熱いからという理由だけで、メンバーまで熱くなっているわけではありません。著者は言います。「リーダーが、みんなで頑張ろう! と叫んだだけでは、チームに火は点きません。チームが発足するときに、メンバーに最初に伝えることが1つあります」部下の心に自然と火が点いてしまう「しかけ」とは何か? ぜひ、ご一読ください!
こうして、チームは熱狂し始めた。
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