金【変動が大きい状態が続きそう】

[日本ユニコムコールセンターsupportコース取引さん]

16日の東商金日中取引は、15日のＮＹ金相場が為替市場でのドル高・ユーロ安を受けて反落したものの、その後のＮＹ金時間外取引が買戻しなどから上昇している事と、為替相場での円安基調を背景に買いが先行し、中心限月8月限は前日比23円高の4,047円で始まった。

その後も、ＮＹ金時間外取引が堅調に推移している事から、ジリ高歩調を辿る展開となった。市場では、与野党が債務上限問題で合意し、デフォルト（債務不履行）は回避されるとの楽観的な見方が依然として大勢を占めているが、交渉が決裂する可能性も否定できない。格付け大手のフィッチ・レーティングが15日、米国債がデフォルトに陥る恐れが高まったとして、格付けを最上級の「ＡＡＡ」から引き下げる方向で見直すと発表した事が金を見直す要因となった模様。

本日の東商金夜間取引は、米財政問題の行方が予断を許さない中で、協議の進展状況を睨みながら、米財政問題に関するあらゆるニュースに反応する為、変動が大きい状態が続きそうである。（17：30）英9月失業保険申請件数、英9月失業率、（27：00）米地区連銀経済報告（ベージュブック）の指標発表に注目。


夜間取引レンジ　3,999円～4,119円　 


池末

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