ここのところ注目されっぱなしだった、『債務上限問題』と『政府機関の閉鎖(シャットダウン)』について、ようやく一旦は決着となる可能性が高まってまいりましたε=(。・д・。)フー
具体案としては、債務上限問題については、2月15日までの約4ヶ月間、連邦政府の国債発行を認めるほか、シャットダウンを解除するために、来年1月15日までの暫定予算を編成するとのこと。この案でどうやら双方の歩み寄りが見られたということのようです。
これで上院の両党は本日15日にも最終合意を確認したうえで採決し、成立案を下院に送付することになります。それが下院で成立すれば、めでたくデフォルト(債務不履行)の回避となりますが、情勢としてはもう一山ぐらいはありそうなので、その後の動きも注意深く見守っていきたいところではあります。
まぁ基本的には、上院の共和党が支持した案について、下院で拒否するということはあまりないんですけどね。というのも、格としては上院の方が上ですし、下院で経験を積んでから上院という流れがあるため、上院の方が権力というか有力な人間が多いという背景があります(∀`*ゞ)エリートナノダ
というわけで、今日にも上院で与野党で合意が成立することになれば、これを好感して市場はリスクオン(選好)ムードに傾くでしょう。株高・ドル高といったわかりやすい動きになることが予想されますが、下院でどうなるかが不透明な点と、そもそもこれまでにある程度織り込み済みで上昇している面もあるため、あまり深追いをしないようにしたいところではあります。
とまぁアメリカ議会の現状についてはこんなところです。そして今日の日経平均を見ていくと、先週末比+36.8円高の14,441.54円で取引を終え、5日連続の続伸となりました。また、取引時間中としては約2週間ぶりに14,500円台を回復するなど、比較的堅調な動きとなっています