金【上値の重たい展開続くか】

[日本ユニコムコールセンターsupportコース取引さん]

連休明け15日の東商金日中取引は、14日のＮＹ金相場が米財政問題に対する不安を背景に、5営業日ぶりに反発したものの、その後のＮＹ金時間外取引が軟化した事と、国内相場が先週末11日の大引け時点の水準を下回っている事などから、手仕舞い売りが先行し、中心限月8月限は前週末比50円安の4,040円で始まった。その後は、米財政問題に対する不透明感から、ＮＹ金時間外取引と為替相場を睨みながら神経質な取引が続いた。

上院で検討されている合意案では、債務上限が2014年2月7日まで引き延ばされ、1月15日までの予算を確保し、下院と上院の予算協議を今年12月15日までに開催する事が義務付けられている。上院指導者が債務上限引き上げと閉鎖されている政府機関の再開に向け、重大な進展を引き続き遂げられる様時間的猶予を与える為、オバマ大統領は予定していた議会指導者との会談を延期した。

本日の東商金夜間取引は、手掛かり材料難の中で（17：30）英9月消費者物価指数、英9月生産者物価指数、（18：00）ユーロ圏10月ＺＥＷ景況感調査、独10月ＺＥＷ景況感調査、（21：30）米10月ニューヨーク連銀製造業景気指数の発表に注目する。米議会は17日に資金調達手段が尽きるギリギリに合意に達する可能性が高い為、上値の重たい展開が続くと思われる。


夜間取引レンジ　3,967円～4,077円　 


池末

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