日中取引時間は、週末4日のNY市場の下落を引き継ぎ手じまい売り先行で始まり、前日比10円安の4114円で寄り付く。その後、米財政問題の行方を注視するムードが強く小幅な値動きで推移し、結局前日比13円安の4111円で終了。

米国では財政問題をめぐる与野党対立が続き、政府機関も閉鎖状態となっている。このまま進展のない状態が続くと、先行き不透明感から金融市場全般にリスク回避が強まるであろう。閉鎖解除ならびに米債務上限引き上げについて、劇的な進展がない限りドル建て金の方向感が定まらず、当面はレンジ内取引展開となりそうである。

本日夜間取引時間は、指標関係では特に重要なものは予定されず、米財政問題の行方をにらみながらのポジション調整の取引にとどまるのではと思われる。


夜間取引レンジ 4,064円~4,119円  

中川


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