アメリカ議会、毎度お馴染みのデフォルト騒ぎである。オバマケア法案に対する共和党の揺さぶりである。ヘッジファンドの45日ルールが10月15日であるようであるので、おそらく、今週の前半までは、株価が弱そうである。10月14日は、日本は祝日で相場は休みである。外人は、日本市場を舐めきっているので、15日を大底にしてくるかもしれない。
来週の相場の焦点は、アメリカデフォルトである。証券会社が、9月ぐらいに、株の買い煽っていたが、証券会社の買い煽りは、すなわち、売りである。
アメリカの共和党が、なかなかの駄々っ子ブリを見せており、プロレスで言うところのヒール役を演じているが、オバマもオバマである。無い袖を振ってのオバマケアであるが、オバマに追い風なのは、リーマンショック以来の、アメリカの雇用状況である。条件の良い仕事が減り、低賃金の仕事が増えるという状況である。好景気の状況で、割の良い仕事が溢れている状況ならば、オバマ危うしである。
アメリカの債務上限のデフォルト騒ぎは、毎度お馴染みの、季節の風物詩であるので、10月17日の期限前に、マイクパフォーマンスが炸裂することになるのである。曰く、「お互いの歩み寄りにより、世界経済の危機は回避された」。
10月18日の朝は、ニュース番組で、アメリカの債務上限問題によるデフォルトは、回避されましたと、報道されるのである。
おそらく、10月17日を過ぎると、アメリカのデフォルトが解決することが前提条件であるが、今年は、ユーロ危機もリーマンショックも存在していないので、一度戻りを試し、その後、11月中旬ぐらいまで、行ったり来たりし、株価は、年末年始の風物詩であるアゲアゲ相場に突入すると思われる。しかしながら、円が、ある程度売り建てられているので、そろそろ、円の売りポジションが解消されてくれば、おそらく、一方的な円安とはなりにくく、そろそろクリスマス休暇ということもあるので、円売りのポジションの解消が進めば、一旦は、95円越えということもありえるだろう。
そうではあるが、何回かに分けて割安銘柄を、様子見しながら買っていこうかと考えているところである。
<為替相場>
ドル円 96.20~98.80
ユーロ円 128.20~134.20
ユーロドル 1.3220~1.3620
ユーロの上昇もここまでではないかと考えている。おそらく、アメリカが警戒危機の中心であるので、ドルが売られているのであろう。デフォルト問題が、解決しだいユーロが売られるのではないかと考えている。しかしながら、リスク選好相場に移行し、ユーロが買われる恐れもあり、油断は禁物というところか。
ちなみに、アメリカの指標は、政府機関がお休みなので、出ない可能性アリということである。
<株式相場>
日経平均 13650~14500
言うことはなしである。
高橋是清とバーナンキとを並べてみると、あるモウ想が、頭の中を、走馬灯のように流れるのである。それは、高橋是清が、226事件で、ぶち殺される前に、現代社会に、タイムスリップし、バーナンキとして、転生し、ドルを撒き散らしているのではないかと、そしてペニシリン・・・・・。花魁なども登場してしまうのであ