昨夜のＮＹダウの急激な下がり方とドルとの相関性。
両方のチャートを眼を左右に頻繁に動かして監視していた。
おもしろいのなんのって、眠れなくなってしまったじゃないの。
とうとう午前2時までお付き合いしてしまった。
そのいきさつとは。
ＮＹダウが開始から一気に右肩下がり。滑り台に乗ったかの如く下に向いて下がるわ下がるわ。
投機筋の株売り攻撃に一緒に踊った投資家が多く出たようだ。
ＮＹダウ株価の動きを逐一追う。
深夜零時過ぎにはとうとう15000円割れて14947円の安値に達した。
同時並行で為替ドル円の動きも追う。
この二つは同じように下がっているように見えるが、実はニュアンスが少々違っていた。
詳細を書くと長くなるので省略するが、ドルは日中は戻って高値は97.86円まであった。
このドルが夕刻6時頃から急落し始め、日中の上昇分を帳消しにしたうえ、深夜午前1時には96円台に突入して来た。
だが突入時間は短くすぐに反転して行った。
ドルの戻り方がダウより早かったのだ。
これらの一連性の動き、相関性を比較していた私は「ドルは戻る」と判断した。
それでチャネルライン下限線に達したドルに買い出動した。
もっと下がったら？とか言う不安感は微塵もなかった。
「ドルはここから戻る」強くそう感じた。
96円台のドルに小刻みな買い注文を次々入れ、戻り足を追いながら買い増しも入れた。
平均コストは97.03円付近になった。
一方のＮＹダウはといえば、最安値が14947ドルで終値は14996ドル。
最安値からだと50ドル戻して136ドル安で引けた。戻りが鈍かった。
投機筋の狙った先は為替ではなくＮＹ市場の株価であった。
ＣＭＥ日経先物は14075円で終わったが一時14000円を割れていた。
今日の東京市場はＮＹダウ大幅連続下げに驚いた売りが急増すると思われる。
前場の突っ込み場面ではしっかり買って行くつもりの私である。馬鹿安の株が出るかもね。
