相変わらず進展なしの状況が続いています。昨日というか日本時間だと今日に、オバマ大統領は議会与野党の指導部をホワイトハウスに招き協議しましたが、事態打開に向けた歩み寄りは双方に見られず物別れに終わっていますΣ(゚д゚lll)ダイジョウブナノ…
事態の長期化が懸念され、少しずつ重苦しいムードも漂い始め上値は重い状態が続いていますが、市場は根本的にまだ楽観視しているというか、若干余裕がある状態で( ^ω^ )ヨユーヨユー
ですが、与野党協議の不調が続くようだと、その先にある『債務上限引き上げ問題』が本当の恐怖となって、市場を襲ってくることが予想されるため、今から少しまとめておきたいと思います
今のアメリカの状況は、予算案が成立しないため予算が執行されず、それに伴って政府機関が閉鎖しているという状態です。つまりは「お金はあるんだけど、その枠組みとかでモメているので、支払うことができない」というのが、現段階。これならある程度は余裕があります。なんといってもお金があるわけですから(ノ´∀`*)オカネモチ!
しかしながら、オバマ大統領も問題視にしているように、本当のラスボスは10月17日にも上限に達すると見られる、債務状況にあります。ここでアメリカの債務の法定上限の引き上げないと、アメリカは倒産してしまいます。つまりはデフォルト(債務不履行)となってしまい、アメリカ国債を始め、ドルが紙切れ状態に・・・後はどうなるかわかりますよね(ノ)゚Д゚(ヽ)セカイケイザイホウカイ…
これがいわゆる『債務上限引き上げ問題』になるわけですが、予算案の段階でこれだけモメているわけですから、債務上限を引き上げる際にも大モメとなることはわかりきっていますし、もしかしたら予算と債務上限の問題が合体し、同時進行的な協議が行われ、今回の閉鎖も長期化する可能性が強まっています。
ちなみに、10月17日に債務上限に達し、債務上限が引き上げられなかったとしても、即破産にはならないので、当然その辺りから本格的な議論に入るといったタイムスケジュールでしょうか。一説にはデッドラインが10月末とのことで、今月いっぱいぐらいはこの問題に市場が揺さぶられるかもしれませんので、一応心に留めておきましょう。
一番良いのはさっさと決着がついて、これら問題にピリオドが打たれることですが、相変わらず与野党でチキンレースを全力でやっているので、なかなか終わりそうに無い感じです(; ・`д・´)ヤヴァイヨヤヴァイヨ
というわけで、そろそろヤバイ雰囲気も漂い始めた昨日今日のドル・円相場について振り返っていきましょう。昨日の海外市場は、1ドル=97.10~98.10円台で軟調な推移となりました。東京市場の流れを引き継ぐ形で、欧州株も値下がりスタート。また米長期金利も低下していたことなどから、目先のサポートラインであった97.50円をあっさりと割り込んで、ストップロスを巻き込みながら急落しました。ただ底堅さもあって、やや値を戻してNY市場へ…