金【円安予想】

[日本ユニコムコールセンターsupportコース取引さん]

3日の東商金日中取引は、2日のＮＹ市場が祝日の為に休場の中、中国と欧州で製造業活動の拡大が示された事に加えて、シリアへの差し迫った軍事行動懸念が和らいだ事を背景に安全資産の需要が後退した。最近の質への逃避による円高傾向が反転し、円安基調となった事を受け、手仕舞い買いが先行し、中心限月8月限は前日比41円高の4,463円で始まった。その後は、為替相場と時間外取引を睨みながらの神経質な取引が続き、中心限月8月限は前日比31円高の4,453円で取引を終えた。

本日の東商金夜間取引は、（17：30）英8月ＰＭＩ建築業、（18：00）ユーロ圏7月生産者物価指数、（23：00）米8月ＩＳＭ製造業景況指数の指標発表が注目となる。また、米商品先物取引委員会（ＣＦＴＣ）のデータによると、ヘッジファンドなど大口投資家による円の売り越しは8月27日までの週に7万8,353枚と、前週の7万1,721枚から拡大し、円の先安予想を強めている為、円相場に注意が必要となる。


夜間取引レンジ　4,407円～4,477円　 


池末

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