金【シリア】

[日本ユニコムコールセンターsupportコース取引さん]

日中取引時間は、前日買われた反動安の手じまい売り優勢で始まり、前日比12円安の4459円で寄り付く。その後、NY時間外の不安定な値動きに連動して荒っぽい取引展開となり、結局前日比30円安の4441円で終了。

ドル建て金は、シリア情勢の緊迫化を背景として買われたが、米欧の軍事介入にはその時期や期間がなおも不透明とのことで、一旦リスク回避の動きが後退したため、上昇に対する利益確定の売りなどで調整安となった。もっとも、欧米が軍事介入する構えに変化はなく、引き続き中東情勢は不透明感が強い。過度なリスクオフが修正されたに過ぎず、実際に軍事介入が始まると改めてリスクオフの動きが強まる可能性は高い。同情勢をめぐる市場の不安定な動きは続きそうである。

本日夜間取引時間は、8月の独雇用統計(16：55)、4～6月期の米GDP改定値(21：30)、米週間失業保険申請件数(21：30)、などが予定されているが、引き続きシリア情勢の展開には十分な注意が必要である。


夜間取引レンジ　4,393円～4,467円　 


中川

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