堅実さんのブログ
終戦後の北海道北(2) 8月28日(水)11時21分
もし、日本の降伏が後、半年後になっていたとしたら、ソ連軍は北海道を南下し、東方地方、そして関東地方まで、侵攻してきたかもしれません。半年間、降伏が遅れていたら、今の日本は朝鮮半島と同じ運命になっていたはずです。何処が境かは、ともかくとして北と南に分断されていたはずです。ここで言いたいのは、これが共産主義の軍隊であると言いたいのです。油断も隙もないと思えるのです。
以上のことから言えることは、8月15日に終戦となりましたが、旧ソ連とはその後も、戦争状態だったのです。というよりは、勝手に攻撃している。北方領土を占領した9月5日までと言えます。
北方四島は、ロシアは、日本に返すつもりはないと考えますが、四島は明らかに日本の領土なのです。歴史の非合理性、強い国の傲慢、勝手な事を言えば、それで済むという世界の現実は、これでよいはずはありません。同時に共産主義とは、暴力により、非民主主義の方法により、独裁的に、国民を苦しめるだけの考えです。日本共産党も例外ではありません。(7月の日記、共産党批判を参照)
安部政権になり、憲法9条、96条の変更理論が浮上しておりますが、わたしは、憲法9条は、世界に見られない理想である平和を維持する憲法でありますので、これを堅持すべきと考えます。領土問題がここで課題となっておりますが、共産主義の今までの、暴力による世界の侵略を考えますと、自衛隊法をこの侵略に対応すべく、改正する方法はないかと考えます。
そして憲法9条の解釈は、現実に合わせた柔軟さが求められると考えます。