｢愛の山田うどん｣

[ﾊﾞｰﾍﾞｷｭｰさん]

という本を読みました｡山田うどんのｱﾚはかかしだったんですな｡ずっとﾔｼﾞﾛﾍﾞｰかと思ってた｡
山田うどんは美味いともﾏｽﾞｲとも思わない｡俺的には美味くない､けど安い｡山田うどんは山田味なんです｡美味いﾏｽﾞｲではない｡そんなことを言うのは野暮の骨頂｡
山田うどんに行く理由は店入ってｶｳﾝﾀｰのいつもの席に座り（先に座れていたら違う席につく）ﾒﾆｭｰを見る｡ここまでで半分｡
で食うところはどうでもよくて金払って安いなと思って満腹になって車で一服｡
食う場面とか味とかいらないんです｡雰囲気を味わうために行ってるだけ｡あの雰囲気はなかなか他では出せない｡日高が山田に近いのかもしれないけどやはり違う｡王将､吉野家の落ち着かないｶｳﾝﾀｰとも違う｡（王将､吉野家はこれが魅力）

山田のｶｳﾝﾀｰ席は戦士の休息の場所なんです｡さ迷い歩いた旅人の篝火なんです｡そしてまた戦場に赴くために店を出る｡旅人も何かを探すために歩き出す｡そういう場所なんです｡