先回りで急反発し、アジア株反発で材料出尽くしで下落

abe-reiji-2013さん


こんにちは。


今日の日経平均は13,583.76円と前日比で200円以上の大きな反発で始まりました。


この始値の値は、昨晩の米欧中の経済指標が軒並み世界経済の回復示唆する内容となったため、NYダウなどの米欧市場反発したことを受けて1円以上の円安ドル高とシカゴグローベックスの日経平均先物が前日の東証終値比で大幅な反発となったことを受けたものです。


円高ドル安が8:53の1ドル97.51円から円高ドル安に進まなかったこともあり、10:44に1ドル99.10円まで円安ドル高が進み、日経平均は売り一巡後に上昇して10:39には13,728.11円まで上昇しています。


その後前場の引けにかけては、香港ハンセン指数が続伸し、ジャカルタ総合指数も反発するなどアジア市場の下落に歯止めがかかった形になりましたが、日経平均は下落し、13,681.40円で前日比+316.23円の上昇と、朝の寄付きと前場の最高値のほぼ中間の価格で終えています。


多くの専門家は前日比で大きく上昇し過ぎた…として買い一巡後は反落し、アジア市場の下落に歯止めがかかったら上昇すると見ていましたが、先回りをする性質を持つ相場の方は、そうしたを先回りして織り込んだ結果が10:39までの急速な上昇だったようで、そうした結果が出たところで材料出尽くし…となって反落したように見えます。


東証一部の売買代金は前場で6,984.12億円となっていますので、本日は久し振りに売買代金が2兆円を超えるかもしれません。


なお、日本時間12:01時点で香港ハンセン指数は22,047.43香港ドルで前場の引け時点の22,007.16香港ドルより上昇し、ジャカルタ総合指数は4,226.62で前場の引けの4,231.58からほとんど下落していませんので、後場の寄付きがギャップダウンする心配はなさそうです。


こうした急上昇を受けた利益確定売りと週末要因でのポジション解消による売りへの警戒は必要かもしれませんが、本日は大幅な上昇のまま終わる可能性が高いと思われます。

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