日経平均、雲を抜け出す

週末の日経平均は、大きく上昇、日足の雲を上抜けた。転換線、基準線、RCI,MACDも上昇、2月末の高値14105にはまだとどいていないものの、日足では上げ基調。週足は基準線が14289でまだはるか上なので、なおリバウンドの範囲であるが、RCIは底打ち、MACDもまだマイナスながら急激に上昇している。月足でもついに雲の上限13750をぬけてきた。もちろんまだ転換線も基準線もずっと上にあるし、MACDもマイナス圏であるが、RCIは底から反転し始めている。
 
 ダウ日足も、雲を大きく上にぬけてあがっており、基準線、転換線も雲を抜けた。週足も日経平均より少し形がよく、基準線を抜けて雲の下限に向かっており、RCIはやや弱くなってきつつあるが、MACDMは上昇基調。月足では転換線12916あたりでもみあっている。月足のRCIなどはまだ底を打っていないとはいえ、日足、週足は戻りに勢いがある。

 日米とも、月足、週足、日足と微妙に顔つきが違うため、投資スタンスとリスクの許容度によって判断は違うかもしれない。中長期投資という観点で週足を中心に考えると、リスクを減らすためには、日経平均についてはなお基準線抜けまで待つほうがいいかもしれないが、先行するアメリカについていくかたちで東証のチャートも明るくなりつつあり買わないリスクも徐々に大きくなりつつあるといえようか。
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