abe-reiji-2013さんのブログ
米国雇用統計発表直前に急落!?
こんばんは。
日経平均をはじめとする日本株は先週後半は想定以上に急上昇したので、保有し続けている方は大変気分がよい週末だったと思います。
では、このまま上昇が継続するのかというと、そうはならなさそうです。
日本時間21:30(シカゴ時間7:30、NY時間8:30)の米国雇用統計発表直前から直後にかけて、相場が急変したようです。
今回の米国雇用統計が決して想定程よくないことがわかっていたのか、その可能性にかけて直前から売り浴びせて相場の変化を意図的に作り出したのかは不明ですが、発表直後に急落したのではないことは注目すべき点といえる展開と思われます。
日本時間21:29(シカゴ時間7:29、NY時間8:29)に1ドル99.94円だったものが日本時間21:42(シカゴ時間7:42、NY時間8:42)に1ドル98.91円へ一気に1円以上の円高ドル安となり、シカゴグローベックスのダウ平均先物は日本時間21:30(シカゴ時間7:30、NY時間8:30)の直前から直後の時間帯に15,580ドルから15,520ドルへ急落し、それを受けてシカゴグローベックスの日経平均先物は日本時間21:30(シカゴ時間7:30、NY時間8:30)の直前から直後の時間帯に14,500円から14,300円へ急落しています。
さらに、NYダウが日本時間22:30(シカゴ時間8:30、NY時間9:30)に15,627.56ドルで始まったのが、取引開始直後に約15,560ドルへ一気に急落したため、ドル円相場も日本時間22:33(シカゴ時間8:33、NY時間9:33)の1ドル99.37円が日本時間23:57(シカゴ時間9:57、NY時間10:57)には1ドル98.65円まで再び約0.6円の円高ドル安となり、それを受けてシカゴグローベックスの日経平均先物は日本時間22:30(シカゴ時間8:30、NY時間9:30)から日本時間23:15(シカゴ時間9:15、NY時間10:15)頃に14,350円から14,225円へ急落しています。
その後はNYダウが日本時間0:09(シカゴ時間10:09、NY時間11:09)の15,563.45ドルからほぼ右肩上がりに値を戻して日本時間5:00(シカゴ時間15:00、NY時間16:00)に15,658.36ドルで終えたため、為替相場も日本時間4:57(シカゴ時間14:57、NY時間15:57)に1ドル98.80円となり、シカゴグローベックスの日経平均先物は日本時間5:00(シカゴ時間15:00、NY時間16:00)に14,350円まで値を戻しています。
シカゴグローベックスの日経平均先物は日本時間6:00(シカゴ時間16:00、NY時間17:00)の時点の終値としては14,330円となっており、日経平均は前日比100円以上下落して始まることになりそうです。
なお、シカゴグローベックスの日経平均先物は昨日の出来高が58,327枚と売買が前日より増えていますので、雇用統計などの大きな指標による値幅の大きさが好まれたということかもしれません。
また、NY日本株ADRは下記の通りとなっており、円高ドル安が進んだにもかかわらず、トヨタやホンダ、ソニーといった米国市場で著名な輸出銘柄は上昇しており、日経平均寄与度の大きなファーストリテイリングやファナック、ソフトバンク、京セラなどが下落しているのとは対照的な形になっています。
このトヨタやホンダ、ソニーの上昇はどうやら米国の失業率の改善に伴う業績改善期待が影響しているようで、同業でも米国でのブランド力がそれほど強くない日産自動車は横ばい、パナソニックやシャープは下落となっていることから、東京市場でも輸出銘柄全体が堅調に推移するのではなく、米国市場で強いブランド力・販売力を持つ銘柄のみが上昇することになるのかもしれません。
ファーストリテイリング (9983)ADR円換算 35,034 東証比: -566(-1.6%)
ファナック (6954)ADR円換算 15,885 東証比: -105(-0.7%)
ソフトバンク (9984)ADR円換算 6,816 東証比: -84(-1.2%)
京セラ (6971)ADR円換算 10,102 東証比: -58(-0.6%)
トヨタ自動車 (7203)ADR円換算 6,645 東証比: +215(+3.2%)
本田技研工業 (7267)ADR円換算 3,758 東証比: +48(+1.3%)
日産自動車 (7201)ADR円換算 1,071 東証比: 0(0.0%)
ソニー (6758)ADR円換算 2,139 東証比:+16(+0.7%)
パナソニック (6752)ADR円換算 915 東証比: -4(-0.4%)
シャープ (6753)ADR円換算 422 東証比: -3(-0.7%)
東京三菱UFJ (8306)ADR円換算 635 東証比: -8(-1.3%)
三井住友FG (8316)ADR円換算 4,734 東証比: -46(-1.0%)
みずほFG (8411)ADR円換算 214 東証比: -3(-1.4%)
こんばんは。
ダウは強すぎるっていうほどのこともなく、じわじわで底堅い。
でも反面引くに引けない状態でしばらく膠着で、その後が怖いなぁ、、、と思う。
たしかに東証は怪しい。ダウ上げで、かつ為替急速な円高でもなくほどほどなのに日経先物安めのまま戻らずはどーしてかなー、ってね。
こんばんは。
ダウ平均は雇用統計が実はよくなかったから、QE3をすぐにやめられない…という風に捉えて、上昇に転じたのでしょう。
決して健全な上昇ではないので、こちらも怪しいものです。
日経平均先物がダウの上昇にもかかわらず、下落した最大の理由は先週後半の上げ過ぎが影響しているとみて間違いないでしょう。
こちらも、金融相場の状況なので、従来の日本株の季節によるアノーマリーで考え過ぎると、想定と逆に変化して上昇にあとから乗って下落で損したり、逆に下落で慌てて売って損切りすると値を戻してしまうのかもしれません。
読みにくい相場が続くのではないでしょうか。
気を付けて流れにうまく乗って、収益を積み上げてまいりましょう!
そうですね。
ただ、下げの前には必ずガッツリ上げがあるし、安い後のリバ前には必ず一押しがある。とはいえ、それぞれ行き過ぎたからこそ反転したの当然の結果かもしれませんが、私の場合だいたいチャンスを逃したくないという勇み足で早すぎの逆張りで痛い目を見ます(^^)。
こんばんは。
相場の行き過ぎ…は相場の常だから、反転するのは間違いありませんが、タイミングや水準を見極めるのは大変ですね。
全ての収益を取ろうとせずに、頭としっぽはくれてやれ…という格言があるようですが、実践するのは難しいものですね。
よほど意識しておかないといけないのかもしれませんが、欲張りすぎて失敗するのはついやってしまいますね。
気を付けて投資を続けて参りましょう!
こんばんは。
予想の難しい展開が続いていますが、金融相場から業績相場への転換はそろそろ始まっているように思っていましたが・・・・?
とりあえず、明日は微妙ですが、今週は上昇を見込んでいますがどうでしょ??
こんばんは。
6月後半からの戻り相場での上昇は、安倍・黒田相場の5月までと同じく、不動産株の上昇が顕著ですから、業績相場というのは無理があると思われます。
他にも理由として挙げられるのが、業績相場なら起こり得ないほどの相場展開の早さがあります。
業績の実態が主要因の場合には、あまり極端な変化をしませんし、そもそも今年の業績改善の多くは、為替相場となっている企業が多いので、点も為替相場次第で業績が変化してしまう…という意味で、金融相場といえるからです。
変化が激しいので、気を付けて流れを見るしかないと思います。
こうした点を考慮して、私は下落確率を高めに見ております…先週が上昇し過ぎたので。
あたるかどうかわかりませんが、ご参考までに。
ちなみに、同じ企業でも経営陣が交代するとアナリストの業績予想と実績の差の方向性が変わることもよくあるので、そうした時の最初の決算発表時には注意が必要なようです。
前の経営陣のころのホンダは、業績発表のたびにポジティブサプライスが起きて上昇しましたが、今の経営陣に代わってからはほぼ毎回ネガティブサプライズになっているのは、極端な事例ですが、そうしたことは良くあるようです。
他の事例としては、社長がずっと変わっていない信越化学は、そろそろ性質を見抜いて業績予想をアナリストが出来そうに思えますが、ここもほぼ毎回ネガティブサプライズになっています。
不思議なものです。
いつもながら相場は一歩先を読んで動きますね。
今回もそうですし、参議院選の時もそうでした。
結果がわかってるので(漏れてるともいえる)動けるのでしょう。
こんばんは。
参議院選挙も今回の雇用統計も一歩先を読んでの動きですね…明らかに。
ただ、特に情報漏れがなくても、どちらも幅広く情報を調べて、それらを組み合わせて想定すると、こうした動きになるそうです。
こういう時には、私たちはつい陰謀論や内輪での情報漏れを考えてしまいがちですが、そうでない場合のほうが多いそうです。