ウルトラセブン展

[moroboshidanさん]

今年はＳＦ特撮の名作ウルトラセブン４５周年、円谷プロ５０周年のメモリアルイヤーです。日本橋三越では、７月２４日から８月５日まで、「ウルトラセブン展」を開催中です。

デパートとウルトラセブンの関係は深いですね。筆者も小さかったころ、デパート屋上の怪獣ショーでウルトラセブンのサイン色紙を手に入れた記憶があります。今日はデパート関連の株を調べてみます。一昔前は、「そごう」とか「大丸」の名前の株が買えたのですが、若者による百貨店離れの進行、郊外型のショッピングモール・アウトレットの台頭,失われた20年のデフレと価格破壊等によりデパートの業績は年々下がり、リストラと業界再編が進んだ結果、デパートの株式銘柄はこのようになっています。

 

大丸、松坂屋　→　Ｊ.フロントリテイリング

阪急、阪神　→　Ｈ２Ｏリテイリング

三越、伊勢丹、岩田屋、丸井今井　→　三越伊勢丹ＨＤ

そごう、西武　→　セブン＆アイＨＤ

 

２０１１年の売上ランキング順に５位まで並べてみます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ROE　PBR　PER

３０９９　三越伊勢丹ＨＤ　　　　　　5.2　1.11　24.8

３０８６　Ｊ．フロントリテイリング　　3.6　1.26　14.8

３３８２　セブン＆アイＨＤ　　　　　　7.3　1.75　19.2

８２３３　高島屋　　　　　　　　　　　5.0　0.98　19.3

８２４２　Ｈ２Ｏリテイリング　　　　　3.4　0.92　19.8

 

ＲＯＥが高いのは、セブンイレブン、イトーヨーカドー等、デパート以外の中核事業を持つ３３８２です。さらに、３３８２の名前をみて「じぇじぇ！」と叫んでしまいました。

「セブン」と「アイ」、それぞれの前に「ウルトラ」をつけると、「ウルトラセブン」と「ウルトラアイ」です。知らない人のために説明すると、モロボシダンが、「ウルトラアイ」という、メガネ型をした道具を目に装着することで「ウルトラセブン」に変身するのです。まさに、セブンとアイは切っても切れない関係なのです。

 

この名前の由来は何なのでしょう？セブン＆アイＨＤのＨＰで調べると、

「セブン」は7つの主要な事業領域　1.コンビニエンスストア、2.総合スーパー、3.百貨店、4.食品スーパー、5.フードサービス、6.金融サービス、7.IT/サービス業を表し、「アイ」はinnovation (革新)の i (アイ)と「愛」を表します、ということでありました。偶然の産物ですが、ウルトラセブンファンにとっては、魅力的すぎる名前です。 ＼(^o^)／

 

 

アベノミクスにより今年のデパート業界は久々に好調のようです。今後、消費税増税前の駆け込み需要も期待できます。投資は、自己責任でお願いします。