通貨安競争とわめく向きがあるが、中国、韓国を除き、どこの国も通貨安競争などやってない。
国内景気を中立化する普通の金融政策しかやってない(EU、日本はどちらかというと金融緩和不足気味で通貨高気味である)。
しかし、中国が通貨安固定に固執する以上、日米欧の物価はあまり上がらないから、日米欧の金融緩和も長期化するでしょう。
中国経済はますます不安定化していく、、(--; 通貨安固定に固執する限り。
中国の今の政策(リコノミクス)は、ガソリン(通貨安)をまきつつ、消火(資本規制等)も行う前代未聞の経済政策。
市場原理を二重に歪めると、市場原理のゆがみは無くなるのでしょうか?(笑)
(補足) アベノミクスも成長戦略と称する反成長政策(バラマキ政策)を掲げている矛盾があります。 しかし、こちらのほうが中短期的にはるかに読みやすい。
(補足) 中国地方政府の不良債権は200~400兆円という推計が出てます。 ただ、不良債権爆弾がさく裂しようが、中国国内景気がより冷え込もうが、世界経済への影響はそれほど大きくないと予想。 なぜなら、不良債権はほぼ国内完結だし、薄利の最終消費地だから。 先進国にとって、中国の重要性は生産拠点としてであって、それ以外の重要度はまだ低いのでは?(将来的にも最終製品消費地としての重要性はさほど高まらないでしょう、先進国にとっては)