バーベキューさんのブログ

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「バブルの死角」

という本を読んでいる。なかなか面白い。副島隆彦(彼は陰謀論者であり間違いや妄想が多いが全て間違いではない。そこが面白く興味深いのだが陰謀論否定派やと学会は気づいているのだろうか)、野口悠紀雄、他の経済学者も言っていることだが簡潔に失われた20年はなぜ起こったのかが書かれている。
消費税、構造改革(非正規雇用、株式譲渡金配当金の減税、2000万以上の高所得者の減税)デフレ下の時価会計、グローバル下、金融ビッグバン。

金融ビッグバン、時価会計への移行をあの時期にやるべきでなかったのは俺が行ってた大学の教授でさえ言っていた。(名前忘れたけど)
その教授は消費税増税も反対していた。

そう失われた20年ではないのだ。アメリカの富裕層、日本の富裕層に奪われた20年なのだ。彼らは驚くほど税金を払うのを拒む。自分に優しく貧乏人には冷たい。貧乏人にしか自己責任という言葉を押し付けてなく自分達は責任を取ってないという現状。問題は彼らが為替、税制、法律を変えろと日本の民主主義に口を挟むことである。

やはり献金問題が浮かび上がってくる。さらにマニフェストの実効性だろうか。
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