自己資本、米が国際基準に上乗せ 独自の規制案

arama-さん
米金融規制当局は9日、大手銀行に対して国際基準の約2倍に当たる5~6%の自己資本上乗せを求める独自の規制案を公表した。破綻した場合に金融市場にリスクをもたらす恐れがある大手銀に対し一段と厳格な規制を課すことで、金融危機の再発を防ぐのが狙い。意見公募を経て正式決定し、2018年1月までに義務付ける。

 主要国の金融監督当局が合意した新たな自己資本規制(バーゼル3)は、普通株を主体とする「中核的自己資本」のあるべき比率を7%と定めた上で、大手銀行に自己資本を最大2・5%追加するよう要求。19年に完全実施する。

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