天地人さんのブログ
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投資部門別売買状況(2013年6月2週)
注目の米雇用統計が市場予想を上回り、前週末のNY市場でダウが200ドルを超える上昇となった事で、月曜日から日経平均が600円高の大幅反発でスタート!しかしこの週注目のイベントであった日銀の金融政策決定会合では、現行の緩和策継続が決定されただけで特にサプライズがなく、同時に米国では量的緩和縮小への懸念が広がったため為替が円高に動き、ドル円は95円台まで上昇。これらの不安が木曜日に爆発し、日経平均が843円安と暴落し、4月の“異次元緩和”発表前の水準まで下落した6月2週(6/10~6/14)のデータです。【東証一部】(日経平均株価 6/7:12877.53→6/14:12686.52)証自(15%) 買;1兆8623億 売;2兆2471億 差引;-3849億法人(5%) 買;7396億 売;6536億 差引;+860億個人(20%) 買;2兆8822億 売;2兆6549億 差引;+2273億外人(58%) 買;8兆609億 売;8兆129億 差引;+480億証委(2%) 買;2375億 売;2337億 差引;+37億合計(100%) 買;13兆7824億 売;13兆8022億 差引;-198億【ジャスダック】(ジャスダック指数 6/7:1717.03→6/14:1804.10)証自(2%) 買;95億 売;112億 差引;-17億法人(2%) 買;135億 売;141億 差引;-6億個人(76%) 買;4664億 売;4648億 差引;+16億外人(12%) 買;758億 売;732億 差引;+26億証委(8%) 買;474億 売;489億 差引;-15億合計(100%)買;6126億 売;6122億 差引;+4億まずは東証一部。この週も外人は買い越し継続、これだけ下げても外人は売ってきてなかったんですねえ。まだ日本株買いのトレンドは変わっていないという事なんでしょうか。国内勢は証券会社が大幅売り越しに転換し、法人と個人が買い越しに転換。大暴落の売り主体は国内証券会社という事だったんですね。。。売買金額は前週から更に減っていますので、セリクラというよりも買いが入らないという暴落だったでしょうか。続いてジャスダック。こちらは指数が上昇しましたが、個人が買い越しに転換し、個人外人買い越しの上昇時の形に戻りました。外人は4週連続の買い越し、一方で法人が売り越し転換、証券会社が5週連続の売り越しです。売買動向を見ると、東証一部も新興も上昇時から大きくは変わってないんですね。この事実は今の相場を見る時に視点として意識しておくべきかなと思います。
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