清水の舞台、柱の修理開始 工事中も拝観可能

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 「清水の舞台」を支える柱の修理が始まり、作業を進める工事関係者=18日午後、京都市東山区の清水寺






 京都市東山区の清水寺で18日、国宝の本堂にある「清水の舞台」を支える柱の修理が始まった。柱168本のうち奥にある9本が対象。根元が湿気で腐ったり、虫食いの被害に遭ったりしているためで、傷んだ部分を切り取って新しい木材を継ぎ足す。8月中に終わる予定で、工事中も拝観は可能。

 京都府教育委員会によると、これまでにも継ぎ足しや取り換えがされた柱はあるが、今回の9本は約380年前の再建時のもの。直径は60~80センチで長さは最長14メートル。根元部分をそれぞれ30~90センチ切り取り、そこに新しい木材を差し入れて継ぎ足す「根継ぎ」という工法をとる。


 
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