東京海上日動火災保険が、東日本大震災の復興事業に関連した事故などを幅広く補償する保険商品を発売し、被災地で注目を集めている。
建設事業者を中心に問い合わせが相次ぎ、宮城、福島両県では発売直後にパンフレットが在庫切れになるほど。東京海上は「被災地で復興事業特有の危険が意識されているのではないか」と分析している。
東京海上が扱っているのは、復興関連工事に対応する保険をまとめたパッケージ商品。工事中に第三者のものを壊したケースなどに賠償する保険や傷害保険に加えて、通常の傷害保険では対象外となっている自然災害でのけがへの補償もセットにした。