週初の大幅上昇からSQはもしかして上に向かうのか?と考えた方も多いはず。
しかし下値では個人投資家が盛んに信用取引でナンピン買いをしているようで、その辺が不安材料。
魔坂というが、もし往って来いの相場になれば退場する個人投資家も多いだろう。
みんなの株式の個人投資家の予想バランスを見ても、圧倒的に買い目線が多い。
皆が皆、中長期で株価が上昇すると考えて居る状況は懸念すべきかも知れない。
しかし、株価が下落してくると政策に対しての批判や悲観論も台頭してくる。
最近ネットのニュースでもそうした記事をチラホラ見かけるようになった。
足元の株価下落だけを見てアベノミクス失敗と囃したり、日本オワタと言うのもどうかと思う。
結局の所、株価はあるべき所に帰趨するわけで、それは相場にしか分からない。
アナリストの言うとおりに株式や先物を売買していて儲かるのなら苦労しない。
過大な楽観や悲観はせず為替や債券、海外市場の動きを見ながらマネーの流れを見定めるのみだ。