この2つの共通点は一度変えてしまったり決めてしまうと後戻りできないこと。憲法は改正したことがないから意味があるのだ。日本がアメリカの言葉を忠実に守ってるから憲法9条というものが効果を発揮する。
例えば他の96条だけ変えた場合、アメリカはこう要求するだろう「96条も変えたのだから9条も変えなさい。もうアメリカが与えた憲法ではなく日本が独自に作り変えた憲法なのだから」
憲法を一度も変えないから9条という言い訳も活きる。9条改正なんてアメリカが引き起こす戦争に自衛隊や日本を巻き込むことしか起こらないだろう。自衛隊は必要。給料も自衛隊だけは減らすべきではなかった。だが憲法改正すべきではない。
TPPも一度決めてしまうと変えることは難しい。しかも問題は山積みだ。
TPPに言えることはレベルの低い国に合わせようとしていること。食は牛肉の全頭検査しない、添加物、残留農薬が緩い基準に合わせる、皆保険が無い国に合わせる、賃金低い国に合わせる。日本のレベルも低下するだろう。
TPP、憲法改正はアメリカとの同盟深化という側面もある。佐藤優が言うには中国が帝国になろうとしてサイバーテロを引き起こしているからそれを阻止するためにアメリカを強くするためにTPPやるのだと言っていた。
しかし中国もTPP参加を検討してきた。これは非常にまずい。これで日本もTPP参加を余儀なくされた。
なるべく日本に良い条件でTPPを進めるべきだろう。それができるのはどこの党かは分からないが。