おはようございます。
昨日の夜寝ている間に、大幅な円高ドル安が進んで、昨日の東京証券取引所の終値が付いた時点から見ると2円近い円高ドル安となっている模様。
これを受けて、シカゴ日経平均は12,700円と東京市場終値を大きく下回り、NY市場の日本株ADR全面安の展開となっています。
日本株ADRで上昇は2銘柄の請っていますが、それほど大型株ではない上、輸出銘柄でないものでした。
また、私が輸出銘柄の代表的なものとして観察しているトヨタについて言えば、昨日の東証終値比でさらに1%近く下落し、5,665円となっており、6月4日の最安値は5,550円だからそれを今日割り込むのはほぼ確実なように思われます。
つまり、トヨタをはじめとする輸出銘柄の株価の底割れがほぼ確実になったといえるのです。
この影響は、他の日経平均やTOPIXの銘柄にも波及していくわけですし、平均株価もシカゴ日経平均の終値こそ12,700円ですが、その途中で円高ドル安のピークは95円台突入し、それを受けてNYダウまで下落していたタイミングでもっと下値の12,290円を叩いたようなので、その株価は日経平均の下値メドの12600円を大きく割り込んでいる…と云うことも意味しているのです。
そう考えると今日は12,300円の攻防も生じる可能性が高く、平均株価も底割れする方向になりそうです。
これで、日経平均の下値メドは12,000円の攻防を目指すものと私個人としては見ております。
そして昨晩のシカゴ日経平均の最安値が12,290円ということは、その12,000円のラインをほぼ確実に割ることも意味しているように感じてなりません。
そう考えると、買い持ちリスクは残念ながらより高まったとしか思えません。
じっくりと構えて底を確認して参りましょう!