常在戦場について

投財堂さん
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常在戦場
という言葉がある。

これは読んで字の如し、常に戦場にあれと言う意味だ。
今の企業家がこの言葉を好んで使うとは思えない。
しかし、私が以前勤めていた会社の社長が、よくこの言葉を引用していたのを覚えている。

「営業は、常在戦場だ。」 口癖のように言っていた。
「常在戦場」とは、元来長岡藩の藩是である。
戦国時代、上杉謙信が「常在戦場の心得」の中で
「運は天にあり、鎧は胸にあり・・・」と述べている。

つまりこれは、実際に戦場に赴いた事のある人間が語る言葉なのだ。

その社長は勿論、戦争に行った事はない。
(勿論、私もない)
経験のない人間の語る言葉ではないのだ。

営業も戦場だ。という事を伝えたかったのだろうが
それを語るなら「常在戦場」という言葉ではあるまい。

「戦場」という言葉は、実際の戦場以外には有り得ないのだから・・・。


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