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安藤ハザマに要請/陸側遮水壁の具体工法提案/福島第一原発汚染水対策委
経済産業省で16日に開かれる政府の汚染水処理対策委員会(委員長・大西有三関西大特任教授、京大名誉教授)で、安藤ハザマが東京電力福島第一原子力発電所の地下水流入抑制対策として陸側遮水壁に関する具体的な工法を提案することが分かった。初会合の際に提案した大成建設、鹿島、清水建設の3社も出席し、委員に対して前回よりも踏み込んだ説明を行う予定だ。
事務局を務める資源エネルギー庁は、前政権時での検討の際の提案実績や施工実績などを踏まえ、3社に原子炉建屋を取り囲む陸側遮水壁など現時点で有力と思われる対策工法の提案を要請し、4月26日の初会合で説明を受けた。第2回となる委員会の開催に当たり、同様の技術を持つ安藤ハザマにも打診し、同社がこれに応える形で16日に具体的な工法を説明することになった。
福島第一原子力発電所では、1日に約400tの地下水が原子炉建屋などの地下に流入している。このため、建屋内の汚染水の水位を流入してくる地下水の水位よりも低く管理する必要がある。過去の検討では陸側遮水壁の設置によって水位のコントロールができなくなり、建屋内の汚染水が外に流出する可能性があったため、東電が採用を見送った経緯がある。
事務局は月内に計2回委員会を開き、5月下旬に流入抑制のための方向性を示す考えだ。