長期金利が急上昇

優利加さん
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昨日の米国株は高安まちまちとなった(DJIA -26.81 @15,091.68, NASDAQ +2.21 @3,438.79)。為替レートが円高方向へ動いたこともあり、本日の日本株全般も高安まちまちとなった。東証1部では上昇銘柄数が832に対して、下落銘柄数は782となった。騰落レシオは136.15%へ低下した。東証1部の売買代金は3兆4047億円。

TOPIXも日経平均も短陰線で小幅安となった。さすがに小休止のようだ。

TOPIX -1 @1,231
日経平均 -24円 @14,758円

先週金曜日以来で際立った変化は、債券相場が急落し、10年物の長期金利が金曜日の0.69%から0.86%へ急上昇したことだ。やっと債券が本来動くべき方向へ動き出したという感じだ。本来は株価と債券の動きは反対となる。景気が良くなり株価が上昇する局面では金利が上昇して債券価格は下がる。しかし、超金融緩和政策で株も債券もともに上昇するという極めて稀な状態が続いていた。これで本来のあるべき姿へもどっていくのであろうか?

http://www.traders.co.jp/domestic_stocks/domestic_market/kokunai_index/kokunai_index_chart.asp?ID=0301 &smdct=1




業種別では、最近まで上昇率上位にランクインしていた業種の下げが目立った。具体的には不動産、その他金融、銀行、証券が下落率上位に入った。これは長期金利が急上昇したため、打撃をより大きく受けそうな業種だからであろう。

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