ロンドン郊外のエイルズベリーで始まった先進7か国(G7)財務相・中央銀行総裁会議は10日夜(日本時間11日未明)、初日の討議を終えた。
1ドル=101円台まで円安が進んだことについて表立った批判は出ず!
日本銀行が黒田 東彦 ( はるひこ ) 総裁の就任後に打ち出した金融緩和について各国から一定の理解が得られた形だ。
また、各国は中期的な財政再建が必要である点で一致したものの、景気への配慮から財政再建を進めるペースについては意見が割れた。
麻生副総理・財務相は会議後、日本の財政・金融政策について「特に問題になることはなかった。
各国が自国経済のためにいろいろやることに関しては理解が深まりつつある」と記者団に語った。