東京株式市場で日経平均は大幅反発。
400円を超える今年3番目の上げ幅
2008年1月以来、約5年4カ月ぶりに1万4600円台を回復して引けた。
1ドル101円台と円安に弾みがついたことから主力の輸出株が堅調。
TOPIXとともに年初来高値を更新した。
東証1部売買代金も3兆9592億円と今年3番目の大商い。
米新規失業保険申請件数の予想外の減少に伴い、米国の景気回復傾向が強まるとの楽観的な見方が広がり、リスクオフの流れが続いた。
過去の経験則や格言は今回の上げ相場では参考にならないとの声も出ている。
黒田日銀総裁下での金融政策と同様に「株式マーケットも異次元の相場という感じがする」
輸出株が軒並み年初来高値を更新。「主力株中心に買い直されており、底堅い動きにつながった。
外資系証券6社経由の注文状況は44営業日連続の買い越し観測となるなど引き続き需給は良好。
「海外投資家の存在が大きいが、国内では個人マネーが日本株投信に流入していることに伴い投信も買っている」
東証1部騰落数は、値上がり1160銘柄に対し、値下がりが450銘柄、変わらずが101銘柄だった。