日本が連休中に米国株式相場は大きく上昇した。ドル円為替レートは99円台の円安となった。これを受けて本日の日本株全般も大幅上昇した。東証1部では上昇銘柄数が1,630に対して、下落銘柄数は僅か62銘柄となった。騰落レシオは129.13%へ急上昇した。東証1部の売買代金は2兆8084億円。業績見通しが大幅上方修正されたために株価も大幅上昇する銘柄がたくさん現れている。例えば、本日目についた銘柄では、フォスター電機は14年3月期の最終利益が44%増となる見込みと報道されてストップ高買い気配となった。業績見通しが上方修正された銘柄はしばらく上げ続けることが多いし、一時的に下げても再度買われて高値を更新する傾向がある。例えば、東ソーがそうだ。
TOPIXも日経平均も大幅上昇し、年初来高値を更新した。先高感の強さを反映している。
TOPIX +35 @1,189
日経平均 +486円 @14,180円
4月月間の投資部門別別売買動向の数値が発表された。外国人は7か月連続で買い越し、その買い越し額は2兆6826億円となり、1982年7月以降で最大となった。大相場の背景には外国人投資家の力ありという事実がはっきり観測された。
33業種すべてが値上がりする全面高となった。