三菱自動車の泉沢清次常務(左)に特別監査の結果を手渡す国交省審査・リコール課の碇孝浩課長=23日午後、国交省

三菱自動車は23日、リチウムイオン電池の不具合が指摘されているプラグインハイブリッド車(PHV)「アウトランダーPHEV」で、新たにモーターの制御プログラムにミスが見つかったとして、3839台(今年1月~3月生産)のリコールを国土交通省に届けた。
アウトランダーPHEVでは神奈川県の販売会社で3月、電池が異常過熱し溶けたような痕跡が見つかったほか、東京都、岐阜県でも電池が原因とみられるトラブルが各1件あったと報告されていることが既に判明。同社は電池についても詳しい原因が判明すれば、あらためてリコールを検討する。