14日の日経平均はG7への失望とGEの業績の悪化のための売りで、大幅安で12917。日足は転換線を大きく割りこみ、直近の安値、週足転換線である12898をなんとか守ったものの、ざらばでは割ってしまった。日足のMACDは下降をはじめ、RCIはぐいと下に向いている状況である。結局雲の下限の手前ですごすごとはねかえされて下値をさぐりにゆく形となっている。週足転換線を維持できるか、苦しい正念場という感じである。
日足の為替もドル高方面にながい上髭をひいていて、上値は重そうであり、日足MACDもゼロライン前で円高方向に折り返しそうな様子である。100-101円よりドル高にはすすみにくそうだ。
しかし東証の出来高は極端に薄く、つまりはアメリカ経済の実態の悪化を見定めようということで日和見を決め込んでいるということのなのであろうか。