関西電力の6月の家庭向け電気料金が値上げされる見通しであることが18日分かった。標準的な家庭で5月より123円高い7577円程度になる見通し。火力発電の燃料となる原油の平均輸入価格が上昇したためで値上げは4カ月連続。
大阪ガスも5月より118円高い6346円程度になる見込み。値上げは3カ月連続となる。
関電は家庭の電気料金を原価から見直す抜本的な値上げを5月1日から実施する。政府に申請した値上げ幅は平均11・88%だったが、審査で9・75%に圧縮された。6月の料金は4月(6811円)と比べると766円高くなる。