モウ山 ウシ象さんのブログ
負け犬の、負け犬による、負け犬のための相場展望115
先週は、日銀の異例の緩和策の公表により、日経平均が急上昇し、13200円を突破するが、終値は、12833円であった。おそらく、日銀の緩和策に対する株価が上昇するという期待と、空売りの買戻し、つまり、逆指値の注文が、誘発され、株価が上昇したというところではないだろうか?その買戻しの爆発が終了したのち、株価が落ち着きを取り戻したというところであると考えられる。
この先、心配なのは、金曜の株の出来高が、あまりにも大きかったため(64億株)、いったん、調整する可能性もあることである。
アメリカの景気の回復が、足踏み状態になりそうということもあり(強制歳出削減などもあり)、ダウに何かあると、日経平均も、お付き合いする可能性もあるので、注意が必要である。
為替は、ドル円が、97.50、ユーロ円126.80である。ユーロ円の円安方向の振れは、ユーロドルが、ユーロ高に振れたので、威力が倍加したというところである。
あと、この頃、指標でのレートの動きが、かなり大きくなってきたようである。指標の後の短期トレードなどもしやすい状態である。
安部政権にとっては、7月の参院選まで、株価と為替は維持したいところであるが、さて、この先どうなるかというところである。
株は、放置プレイでいいのではないかと考えているが、高値で買いに行くのは、やはり危険である。しかしながら、しばらくは、株価は、現状維持か、なだらかな上昇と予想している。個別銘柄で売られているもので、配当がよいものがあれば、買いたいと思っている。
<為替相場>
ドル円 96.20~98.20
ユーロ円 125.20~128.20
ユーロドル 1.2820~1.3200
一気に円安が進んでいる状況である。日銀の金融政策発表での異例の緩和策、異次元緩和などと称されているが、やることは、円のまき散らしである。FRBのドル安の再現となり、円が売られるかに興味が引かれるところである。
今週は、これといった金融イベントもなく、そうであるならば、日銀の金融政策あたりが、円安のピークとなり、円高方向に少し触れてくるのではないかと、思っている。しかしながら、現状は、円安方向のトレンドと考えられるので、ここで、円を買いに行くのは、勇気がいりそうである。短期なら、ストップをおき、買ってもよいが、あまり面白くなさそうである(あまり利益が取れそうになさそうである)。
<株式相場>
日経平均 12850~13200
このまま買い進められるというのもなさそうであると考えている。株は、不動産関係の株と、高配当の割安株を、放置プレイしている。金曜は、寄天だろうと思い、売ってみた。有難く少し、利益をいただくことができた。
64億株の次の日の立ち会いは、いったいどうなるのであろうか?面白そうなので、少しだけ、先物を、金曜の夜に売ってみた。
モウ山先生こんばんわ。^^7
先物の予想ビンゴですね!さすがです。
為替はドル円が100円をトライして上抜けられなかったことで、
短期筋の利食いが強まったようです。
長期的には円安の流れという見方は変わらずのようです。
先物の値動きが、激しすぎると思っています。まさか、ここまで、上昇が、はやいとは思いませんでした。おそらく、2年間は上昇し続けるのではないかという期待で、買い焦っているのではないかと、思っています。
円の値動きも、同様で、ここは、株の割安銘柄を、探して、高値のものを売り、ポジションを入れ替えるというのが、良いのではないかと思っています。