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[東証一部.comさん]

酒井穣さんのブログで「尊敬できない年上」は何を意味するのか。」というエントリーがあった。その中で考えてみたのは「人類の歴史の中で、年上であることのアドバンテージが失われた時代は、現代以外にも存在するか」という命題です。僕が思ったのは、文字がない世界に文字がやってきたときに、そこの社会では「年上であることのアドバンテージが」失われたのだろうな―と思います。明治維新のころの日本の近代化が、それなりの結果を残したのは、その次代の文盲率の低さにあったのかもしれないとか、あるいは、グーテンベルクの活版印刷の時に、文字を読める人が増えた時にも、ヨーロッパでは教会の権威が落ちたり（宗教革命とか）しました。そういうのも、「年上であることのアドバンテージが失われた」結果なんだろうなと思います。文盲であることの克服ということは、文字が読めないまま大人になった人にとっては大変なことのようです。2025年以降の世界がどうなっているのか？そのころは、攻殻機動隊的なネットワークとバイオメカトロニクスの融合がされているのかなーと予想したりもしています。つまり、「物心ついたときにはすでに精神がネットにつながっている」そんな世の中になってるかもしれない。そういう夢想を小説にしてみようと考えて挫折していたので、書いてみようかなぁと思ってるので再開しよう。